SAKURAnoTUBOMIの日記

鬱病を経て、息子との不登校生活も経て、日々感じ、学び、感謝。 

卒業

昨日は卒業式でした( ;∀;)

式は、コロナ禍なので、在校生は教室にてオンラインで見守る形で行われました。

国歌はピアノ演奏を静聴し、校歌は歌入りのを流し、卒業生はマスクしたまま軽く口ずさむというものでした。

まだまだコロナの影響で通常のスタイルには戻せないものの、とても良いものでした。

 

もう卒業かぁ…早いですね、3年間。

3年どころか、ついこの間までおチビちゃんだったのに…と、そこまで遡って1人想い出に浸っておりました。

不登校などたくさんの苦難が今では良い想い出となり、式が始まる前から胸を熱くしておりました。

おかしな話ですが、式始めの「ご来賓のご入場」の時にすでに涙が滲み始めてしまってw

主人にも「おかしな人だ」という目で見られましたがw

それほど込み上げるものがありました、ってことです( ≧∀≦)w

卒業生の入場に始まり、卒業証書授与はやはり涙無しには見られませんね。

卒業証書を受け取った後、その流れで手紙と手作りのハーバリウムを手に保護者席まで渡しに来るという演出。

こちらに向かって来る息子を見て嬉しくて仕方ありませんでした(*´∀`*)

手紙とハーバリウムを受け取りながら、マスク越しでもわかる満面の笑みの息子に、「よく頑張ったね」と声をかけました。

 

式の最後にはスクリーンに3年間の思い出が映し出されました。

涙が溢れました。

退場前、息子が突然立ち上がって先生の所へ走りました。体調の悪くなった子がいることを知らせに行ったのでした。

厳粛な雰囲気の中、先生を呼びに席を立つのは勇気が要ることだったと後に話してました。

いざという時に誰かの為なら勇気を出せる、そんな息子に育ってくれて改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。

よく頑張った(*´ω`)

 

退場する時、クラスごとに起立し、1人ずつ歩き始めるはずが、先生に向かって一斉に感謝の挨拶をしました。

これは生徒たちから先生へのサプライズだったそうです。

思い出すのは小学生の時。

先生の誕生日に、朝、職員室から上がってくる先生を何人かが上手く途中で足止めし、その間に皆で黒板にメッセージを書きサプライズをしたことがありました。

当時足を怪我して松葉杖だった先生を手伝い、ようやく教室に着いた先生は涙しました。

当時、私は息子の登校に付き添っていたので、教室でその子供達の提案した企画を手伝って、一緒に黒板に絵を描いたりしました。

「本当に良い子達なんです」

と先生は涙ぐみながら、読書タイムの皆の後ろで黒板の写真を撮っていました(*´ω`*)

中学でも男女仲良く協力し合う、本当に良い学年です。

 

式後、共に不登校を乗り越えてきた女の子のお母さんと話をしました。

お互い、子供同士も仲良く励まし合い、母親同士も励まし合いやってきました。

元気ハツラツなその女の子は、自身も悩みながらも会えばいつも私を笑わせてくれて、学校で会うのが楽しみでした。

子供達もよく頑張った。

私達もよく頑張ったね。

涙を拭きながら笑い合いました。

 

たくさんお世話になった先生方、そして息子の友達に挨拶して、記念撮影して…。

 

 

終わったね…と寂しくなりましたが、今日は合格発表w

どうなることやら(*´∀`*)ムフフ

 

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息子が作ってくれたハーバリウム(*´▽`)v

手紙には感謝の気持ちが並んでいて、こちらこそという思いでいっぱいです。

よくここまで頑張りました。

もう心配は要らないと感じます。

自立できた息子を誇りに思います(*^-^*)