ご無沙汰しております…。
能登半島地震の被害に遭われた方々に心からお見舞い申し上げます。
何度もブログを書いては消し書いては消しを繰り返し、なかなか更新できずにおりました。
⬆️雲南桜草
とても元気なのですが、自信がないのか何なのか自分でもよくわかりません(´ー`A;)
モヤモヤしたものがずっとあって、人に会うのも恐くて、会えば笑い合えるのに後でひどく疲れてしまったりと、ちょっと…おかしくなっていましたw
2月に入って、週に一度、複数の人と作業する日があり、たくさん話をする機会ができたことで聞きたくもない愚痴や悪口を聞くこととなりました。
上手く聞き流していれば良いのに、「それは困ったね」「それはひどい!」等と同調することで悪口を助長させてしまい、後に残るは罪悪感。
それが続いて、益々人と話すのが恐くなり、自分の言葉も嫌で、ブログも恐くなっていたのかもしれません。
今こうして書いてるのもまた少しずつ嫌になってきていますw
文章はごちゃごちゃとまとまりませんが、それでも今回は書きたいと思いました(´ε`;)ゞ
今日は少し不思議な体験をしたので、残しておこうと思ったのです。
今日は粉雪が舞っていました。
最低気温-1℃、最高気温1℃と気温の上がらない1日でした。
風はあまりなく穏やかで、森の中へ行った時は寒くは感じず、これならできる!と思い、ミズバショウのある湿地エリアの落ち葉かきをしました。
今年は暖かい為、ミズバショウも早く芽吹いてしまったので、芽が大きくなる前に落ち葉を取り除かないと大きくなってからでは大変です。
上司は「暖かくなったらやるといい」と言っていましたが、暖かくなったら蕾が出てきてしまうので無理ですw
それにガーデンも草が生えてきてしまいます。
寒いけれど穏やかな今日はチャンス!と作業を決行しました( ´∀` )b
before
周りがほとんど杉なのでなかなか厄介な落ち葉ですw
折り畳みできる金物の熊手は小さめだけれど、竹と違って先端が細い為、こういう繊細な作業に向いてるのでお気に入りです(*^-^*)
after
落ち葉、落ち枝を集めては奥の林へ捨てに行き、それを繰り返し、それだけで一万歩になりましたよw
しかも湿地なので、泥に足が取られてなかなか良い運動です( ≧∀≦)w
所々にある陸地に小さな笹が生えてしまっているのでそれも鎌で取り除き、景観を良くします。
かなり広いエリアですが、今日だけでこのエリアは終わりました。
この作業中、不思議な体験…というか不思議な感覚になったのです。
黙々と作業をしている中、体は動かし続けているのに瞑想のような心静かな状態になりました。
聴こえてくる小鳥の囀り、小川の流れる水のせせらぎ、風もなく静かに舞う粉雪、時々木の上から落ちる凍った雪の欠片…私の心は完全に無になり、自然の中に溶け込んだような心地よい感覚です。
ここだけ世界から隔離された特別な空間のように感じました。
心が浄化されたように軽くなり、ただただ心地よくて幸せな気持ちになりました。
この作業は元々、毎年男性5・6人で行っていた作業で、本当は大変なはずなのですが、全く苦ではなく、むしろ幸せ!という不思議な快感を味わったのです。
体を動かすと悩みを忘れられるというのはわかるのですが、またそれとも違う感覚なのです。
いつか体験した、森の音の時と似ています。
落ち葉の下から聴こえて来る賑やかな音。
顔を上げると全く聴こえないのに、姿勢を低くするとうるさい程に賑やかに様々な音がした、あの体験の時も、別世界に引き込まれるような不思議な感覚になりました。
今回は近くに民家もあるし、少し離れた所を走る車の音も聞こえるような、そこまで大自然の中というわけではありませんが、ふと全く違う空気感に包まれ、車などの音は遮断され、自然の音だけが飛び込んで来るような感じでした。
私が動き回っている中、近くの木道を猫が歩いてきましたが、こちらを気にしていない様子です。
こんなに動き回ってるのに警戒しないなんて、人慣れしてる猫だなと思っていると、通りすぎた所で急に驚いたように振り返りました。
ただ私に気づかなかっただけだったようです。
沼を行ったり来たりしてずっと動き回ってたのに気づかないなんて…w
そして小鳥達もかなり近くまで来ました。
動き回っていてもお構い無しで。
あまりにも心身共に自然に溶け込んでいたので、動物達でさえ気配を感じられなかったのかもしれませんw
すっかり落ち葉の布団をはがされてしまったミズバショウたちw
春休み頃にはたくさんの花を見せてくれます(*´∀`)
不思議な心地よさのおかげで、粉雪降る中でも全く寒くなく、泥にハマりながらせっせっと落ち葉を運ぶ作業も全く疲れず、日頃の疲れを癒して頂きました!
帰宅後はすっかり全身筋肉痛ですw
明日は休み。
ゆっくりすることにします。
⬆️ツルリンドウ
⬆️フデリンドウ
ツルリンドウも小さなフデリンドウもたくさん出ていました。
春はすぐそこ。
私の季節が来たぞ!というワクワクでいっぱいです。