SAKURAnoTUBOMIの日記

鬱病を経て、息子との不登校生活も経て、日々感じ、学び、感謝。 

いよいよ夏休み

今日は暑かった(´`:)

園芸は肌をあまり出さないよう厳重に着込むから、これからの季節は厳しい。今日は雲が多かったものの、時折陽射しが強くなり頭がくらくらしてしまった。休憩は多めにとり、大量の草むしりと、支柱などで仕立てたりした。汗が滝のように流れ、水分補給も追いつかない。風があまりなかったのがキツかった。

森の掃除は、散策路の木の道をずーっとほうきで掃いていく。途中の休憩ポイントのベンチやテーブルもきれいにしていく。これが、1時間くらいかかるのだが、ずっと下向いてほうきで掃きながら歩くと、少しずつ心細くなる(^-^;)腕はパンパン、ほうきを持つ手の甲が悲鳴をあげる。途中にある、リスと鳥のエサ台のエサを入れ替える作業が唯一手が休まる瞬間(´▽`)「いっぱいお食べ🎵」と愛を込めて。

体力勝負だから、主婦をやってきた私には少々ハードかもしれない。帰宅して少し座ってると立ち上がるのがしんどくなるし(笑)体力つけていかなくちゃ。でもお陰で体脂肪率が下がってきてるぞ(*´ω`*)ムフフフフ。

 

いよいよ夏休みが始まる…。那須高原は大忙しになるのね。

観光客の皆さん、那須で良い想い出を作って下さい。どうかクレームはお手柔らかにお願いします(^-^;)遠方の方はお気をつけてお越し下さいませ。

那須高原の皆さん、お客様に喜んで頂けるよう気合い入れて頑張りましょう٩(๑´3`๑)۶特にお盆は休み無しでもファイト!

 

 

では、休みの方も仕事の方も良い夏休みをお過ごし下さい(´▽`)ノ

 

 

 

ハチとの不思議な出会い

昨日、お仕事で森の散策路へ入っていったら、リスに会えた(^-^)

家の周りでも会えることが多いけど、仕事中に会えて癒された。この仕事ならではの楽しみ(*´ω`*)🎵

ガーデンの手入れは何をしても楽しいから苦じゃない。草むしりをしてると、お客様が「大変ですね~」と声をかけて下さる。(ありがとうございます😊)たくさん生えてて確かに大変だけど、やればやるほどきれいになるから楽しくて仕方ない。

時々アリさんの巣を破壊しちゃう。あたふたしてるアリさんを見て申し訳なくなる(^-^;)かと思ったら今度はハチ。顔のそばをブーンと何度か旋回したから、ふと横を見たらクリスマスローズの葉の裏に巣を作り始めてた。ごめんね、ハチさんはちょっと困るの💦まだ1匹でせっせっと作っていて、いくらスズメバチの仲間でも可哀想になるけど、取り除かせてもらった。

 

ハチと言えば、子供の頃不思議なことがあった。

ある日、玄関のドアのすぐ横にある表札の下にアシナガバチが巣を作り始めた。普通、すぐに取り除く。でも、何を思ったのか、壊すことを反対した。可哀想だからと思ったのだろう。猛反対する私に誰も反論しなかったのか、どうだったか覚えてないが、その巣は壊されなかった。

でも、巣が大きくなってハチの数も2,3匹に増えてきた。さすがに、ドアのすぐ横で開け閉めする度に刺されるのではないかと、家族に不安がよぎった。やっぱり駆除するのかと思いきや、父は金網を曲げて巣の所に取り付け始めた。金網の上下を釘で止め、ハチは横からは出入りできるが、直接こちらに飛ばない仕組み。

不思議なのは、人が出入りするというのに、このアシナガバチ達はせっせっと巣を作る。そして、すぐ近くで顔を近づけて見ていても、全く威嚇しない。それは巣が大きくなって何十匹もいる状態でも変わらず。ドアが急に開いても驚かない。ハチは怒ると羽根を立てるが、1匹もそういう反応はなかった。この人達は攻撃してこないってわかってたのかな。

だから、家族は誰もそのアシナガバチのファミリーを嫌がらなかった。(今思えば、そのハチも不思議だが、家族も皆不思議だ(^-^;))

訪問してきた方は威嚇されてたようで、怖かっただろうね。誰も玄関に近づけず、道路から大きな声で呼んでた。番犬ならぬ番蜂。犬よりも強いかもね。

学校から帰ってきて、ハチに「ただいま!」を言う。やはり1匹も威嚇もせず。家族には優しかった。家族を理解していたのか、よその方とどう見分けていたのかわからないが、とても不思議な体験だった。

1年そこで過ごし、いつの日かお別れが来た。空っぽの巣を見ると寂しく切ない気持ちになった。その巣は取り外され、実家にまだ飾られてる。我が家の伝説になった。

そんな体験があるから、どんな生き物でも心が通じるって信じてる私。ハチがブンブン飛んできたら、心の中で「何もしないから刺さないで~」って念じちゃう(^-^;)

またそんな出会いがあるといいなぁ。ガーデンの仕事をして、たくさんの小さな生き物と会う内に、ハチと心通わせた想い出がよみがえってきた。今日はそんな話(´▽`)ノ

最愛の日

今週のお題「海」

今日は息子の誕生日(*´ω`*)

お題の「海」に関係なさそう…って感じだけど、息子の名前に「海」が入ってるから書いてみた。

それにちなんで、息子の産まれた日を振り返ってみようと思う。

13年前の今日。と言っても日付が変わった午前1時頃、真っ暗な中、目が覚めた。少しボーッとしていると、あっ!破水した…。少しだけど何か出た。

急いで隣の主人を起こすも、主人は完全に寝ぼけていて話が通じてない。なので少し前から手伝いに来ていた母を起こしに行った。すぐに連絡して向かうことに。

この日は予定日でもあったが、数日前の検診で、赤ちゃんが下がってないと心配されていた。この日に機械をつけて検査すると言われていた。

何が何だかわかっていない寝ぼけた主人に連れて行かれ、産婦人科へ。すぐに検査を受けた。でも検査したお医者さんが不思議がっていた。

普通、破水したら赤ちゃんの出口は大きく開いてしまっているはず。でも、全く開いてないという。確かに破水したら羊水がドバーッと出てしまうイメージだけど、私の時は時々ドバッと羊水が出る感じで一気に出るわけじゃなかった。普通の破水ではないから、一旦ベッドで横になって様子を見ることになった。促進剤を打ち、陣痛が起きるのを待つ。もう日も昇り、主人はとりあえず出勤。母と一緒にいた。ほとんど寝ていなかったから寝ようと思ったが促進剤の効果でズンズン痛む。痛みが増して中途半端に痛く気持ち悪い。眠れるわけがない(´`:)それでも本陣痛には程遠く、検査にみえた先生も困った様子。

そんな時、看護婦さんが羊水の汚れに気がついた。そこからドタバタと騒がしくなり、急に帝王切開が決定した。

ま、手術の話は私自身苦手で気分が悪くなるので省略。

手術の始まる直前に主人も駆けつけ、無事手術成功。赤ちゃんは思ったより小さく可愛かった。弱々しく泣くその声は今でも鮮明に覚えてる。手術後、個室に運ばれ、主人が携帯で撮った赤ちゃんの写真を見せながら何やら話していたが、私はすっかり疲れてしまってすぐに寝てしまった。今思えば口数の少なく小さい子が苦手な主人が、あんなにしゃべっていたのだから、相当感動したのだろうと微笑ましい(*´ω`*)

後にその時主人が撮ったガラス越しの息子の動画を見た。隣の大きな赤ちゃんが「オギャー」と泣いてるのに対し、うちの子は細く小さい体で「ホェ~ホェ~」と泣いてた( ´艸`)それを撮りながら「泣いてみたん?」と優しくつぶやいた主人の独り言もかすかに聞こえた。

産まれたのは夜8:30。

先生がおっしゃるには、あの破水は息子がお腹の中で出口を見失ってパニックになったからだという。産まれたかったけど、出口がわからず上行ったり下行ったりグルグル回転していたらしい。あの羊水の汚れは息子がパニックのあまりにう〇ちをしてしまったからだという(^-^;)手術の直前までお腹をポコポコ蹴っていたのは、元気な子だとしか思ってなかったけど、そういうことだったのかと納得。

息子は、人生で最も早くお漏らしをした人としてギネスに載るんじゃないかな(^-^)

 

それまで何日間も雨が降っていたが、息子の産まれたこの日だけ快晴になった。それから、息子の楽しみにするイベントは晴れてばかり。立派な晴れ男となった。

名前の一部に「海」を入れたのは、夏産まれというのもあるけど、海のように広く深い優しさを持った子になって欲しいから。

その通り、誰にでも優しい子になってくれてありがとう。今日この日に感謝する。私の人生で最も特別な日をありがとう。

おしごと2

気がつけば、数日間ブログを書いてなかった(;゚д゚)皆さんのブログを読んだりはしていたけど、そういえば自分のは…。

以前も書いた、お仕事が始まり、園芸の方は体を動かしてせっせっとやるので苦ではないが、そこは、室内のお仕事もヘルプで入ることが多いらしく、そちらも覚えなくてはならない。

最近は雨が多く、外の作業もなかなかできず、室内のお仕事をみっちり教わっていた。カフェのレジやドリンクの作り方、セットの仕方…。その他のコーナーのレジの仕方、ラッピングの仕方…。

いや、短時間で叩き込まれて頭はパンパン!メモはグチャグチャ。久しぶりにそんな頭の使い方をしたので、帰宅後に放心状態になってしまった(◎-◎;)

で、で、でも…早く覚えないと、わからないままなのもずっと不安!だから、教わったことを自分らしく復習してまとめないと!ということで、カフェのドリンクのセットの仕方が一目でわかるように、イラストを描いた。飲み物ごとに食器も違うし、セットする小物も違う。そして、そのイラストの下に作り方を書いた。横にひろげれば、メニュー表のようにわかりやすい!しばらく、覚えるまではこれを手元に置いておこう(´▽`)ノ

 

教わった翌日、またまた雨のため、室内のお仕事を叩き込まれた。平日とはいえ、観光地。お客様が絶えることはなく、教わってる最中に話し掛けられることも多々ある。ごめんなさい、わからないことばかりで(T^T)心の中で思いながら、早く覚えようと必死。

社員さんに呼ばれて、早速ドリンク作り初仕事!紙を開いて食器を用意する…何とか無事セットしてお客様の所へ持って行った。ふ~、人生初のカフェの仕事。緊張した。

いや~普段こういうお店で働いてる方を尊敬しちゃうなぁ。どんなお店でも、やっぱり接客って大変な仕事だ。直接お客様と接するというのは責任重大だし、精神的にも負担が大きい。お客様が喜んで笑顔になると、こちらも嬉しくなるから、頑張れるっていうのはあるけど、世界中の接客をされてる皆さん!素晴らしすぎます!

接客に対して苦手意識がある私は、客としてお店などに行ったら、絶対にニコニコして行く。レジで会計して貰ったら「ありがとうございます」と言うようにしてる。店員さんのミスも、怒らない。よほど酷いものじゃなければ、わざとではなければ怒ることなんてほとんどない。お仕事って大変だもの。緊張して失敗しないように必死で。そんな方に怒れない。もし、料理に異物が入ってたりしたら、店員さんには言うけど、怒ってじゃなくて、相談する感じかな。別に会計をタダにしろ!とか、新しく料理出せ!とか、何かサービスしろ!とか思わない。店側は、異物が入っただけでもパニックで大変。そこにガミガミ怒ったらもっと大変!可哀想でそんなことできない。

話がそれてしまったけど、そういうことで室内のお仕事も覚えたりまとめたりで、ベッドに倒れ込む毎日だったからブログを書くことが出来なかった…という言い訳(^-^;)長い言い訳でごめんなさい。

園芸のお仕事は楽しくて仕方ない。外の仕事に行っていいよって言われたら、すぐに着替えて飛んでいく。少人数だから大変だけど、園芸のお仕事は好きなことだし、やりがいがあって、汗だくで化粧も落ちちゃったりしながらも最高に幸せな時間🎵

だから、室内の接客も少しは我慢。いつか楽しむ余裕ができたらいいなぁ。まだまだこれからも叩き込まれる(^-^;)まだ教わったのはほんの一握り。私の脳みそ頑張れっ!

 

先程話した、イラスト付き自己流マニュアルの紙を見た社員さんが喜んでくれて、他にも描いて欲しいと頼まれた。今後、その仕事も増えそう。得意分野だから、それは嬉しい限り(*´ω`*)私は接客よりもそっちの方が使えますよと心の中で思う。

 

ところで社長が怖いおじいちゃんで、社員さんは無理難題を突き付けられ怒鳴られてばかり。私の上司は優しい明るいおばちゃん。おばちゃんって感情的に怒る方が多いイメージ。でもその社員さんは、社長から怒鳴られたりしても、決して部下に厳しくしたりしない。普通、「私が怒られちゃうじゃないの!」みたいになって普段から部下に厳しくしそう。だけど、全くなくて、逆にとても優しく教えてくれる。園芸と室内と両方を見てくれている。

そして注意点を説明されて気づくのは、お客様への深い心遣い。言われなかったらそこまでは気をつけなかったなというようなことばかり。それは些細なことで、きっとお客様は気がつかないだろうレベル。素晴らしいと感動した。

そんな上司の元なら、頑張ろうと思えた。この社員さんが私のミスで怒られてしまうなんて絶対に嫌だから、頑張って覚えようと思った。

ヒグラシの抜け殻

ここ数日間、久しぶりの晴れ間もあり、その陽射しを受けて静かにセミの声が聞こえる。

 

ヒグラシの「カナカナカナカナ…」という切ない鳴き声が好き。早朝や夕方の涼しい時間帯に鳴くその声が、より涼しくしてくれる。特に夕方に聞くと、胸がキュンと苦しくなる。それが心地良かったりもする。

庭に出たらあちらこちらにヒグラシの抜け殻があった。
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おっと、こんなお洒落な所で朝を迎えたのね。ちょうど朝日が最初に当たる場所。見事成虫になれたかな、なれたなら、どんなに素敵な朝だったか…と思いを馳せる。

 

小学生の頃、夏のまだ薄暗い早朝に庭に出て、セミの幼虫が葉の裏にくっついてるのを見つけて、背中が割れ始めるところからずーっと観察していたことがあった。初めて見る光景に感動して、長時間動かずにいても苦ではなかった。

その後も何度かセミの幼虫が奮闘する瞬間を見守ってきたが、失敗してしまうこともあって、自然の摂理だから悲しいけど何もしてあげられないことが多い。

ある日、朝日が昇ってしまっているのにまだ地面を歩いている幼虫がいた。アリに見つかってしまった。私はアリを払って幼虫をすくい上げて助けた。その後、網戸で羽化を始めたが、やはりそういう子は弱いらしく、上手く羽根が伸びなかったり、足の力が弱かったりした。少し飛び方が下手な子だったけど、飛べそうだったので外に飛ばした。弱そうだから心配だった。

 

外にはたくさん天敵がいる。鳥も狙ってるし、以前驚いたのは、オニヤンマがセミを捕まえたまま抱えて飛び回っていた。抱えられたセミジージー鳴いてまだ生きていた。

セミからしたらもう絶望的。オニヤンマからしたら大物GETしてご機嫌。

自然の営みとその厳しさを目の当たりにして、言葉を失う。

そんなことが、気づかぬ内に身の回りで起きてる。小さな生き物だけど、私よりも必死に生きようとしてると思うと、立派だなと感じる。

長い土中生活の末に、無事に陽の光を浴びて羽根を輝かせることができたセミは、一握りしかいないのかもしれない。失敗してしまったセミも成功したセミも、皆いろいろなドラマがあって、一生懸命力を尽くしてる。

 

見習わないとね…

おしごと

今日は何だか涼しい一日だった。ジッとしていると肌寒いくらい。

中学校は部活やら何やらで小学校よりも出費がヤバい(◎-◎;)家計が火の車💦

ここ2カ月程の間、仕事探しで苦戦してた。パートなのだけど、私は苦手意識が強くて、オーダーをとったりするような接客はどうしても向いてないと思うので、たくさん募集があるけれど受けることができない(^-^;)レストランの店員さんを尊敬しちゃう。それくらい苦手。私はどんなに高い時給で募集されても絶対にやりたくない。

ここは観光地。ホテルやペンションも多い。すると、清掃スタッフ募集もたくさんある。客室清掃などはかなりハードな仕事だと知っているが、黙々と体を動かして働く方が向いてると思い、受けたりもした。

いくつか面接に行ったが、枠が少ない仕事だったり条件が合わず落ちてばかり(^-^;)ドンマイ私。

さすがにこんなに断られてしまうのは悔しい…と悩んでいたところ、庭いじりが好きな私にぴったりの園芸の求人を発見(;゚д゚)!!

園芸の仕事は資格がないとダメだったり、募集自体があまりされてないものだったけど、今目の前にある!これはどんな条件でも覚悟をして受ける価値がある!ということで、受けた。

目を輝かせて行ったからか、何でもやります!という態度が効いたのかすぐに採用。

今日は初出勤だった(*´ω`*)

人手が足りないから、忙しい時は他の接客なども手伝わなくちゃならないけど、それでもガーデンいじりをさせてもらえる、私にとって最高の仕事🎵早速、森の散策路やガーデンの手入れをした。小さめのガマちゃんにご挨拶。大きなガマさんもいるそうで、またその内に出会えたらご挨拶しないと(っ´ω`c)

虫やら蛇やら何でも大丈夫な私。生き物大好き、植物大好き!接客も過去にはテーマパークでやってたし、できなくはない!なんとかなる!頑張ろー。

私が応募する直前まで、他の人が決まっていたそうだが、突然その人が採用を取り消したらしい。そのお陰で私が入ることができた。働かなくちゃって焦って仕事探ししてた私に舞い降りた奇跡。

「神様、どうしても働かなくちゃいけないんです!何をすべきか、何ができるのか教えて下さい!」なんて心の中で一生懸命唱えたのが天まで届いたのかな?(^-^)

他の面接は落ちて正解だった。素敵な出会いに感謝して、一生懸命に働こう。

 

変な筋肉使ったのかな、あちらこちらで筋肉痛…ま、これも頑張った証。

 

おやすみなさいm(_ _)m

私の幸せの見つけ方

私は、小さいときから悩みやすく、世界の不幸を背負ったかのように大袈裟に落ち込む子だった。

どんな大変な人生かと思いきや、今振り返っても大した不幸などない。逆に、人にも機会にも恵まれた幸せいっぱいの人生だ。

だから、今は「自分は不幸だ」なんて全く思わなくなった。時々辛いときもあるけど、後で思えばそれは「不幸」でも「ついてない」でもないと気づく。

小さい時から、ネガティブで臆病な私を、優しい姉がいつも守ってくれていた。フワフワとした雰囲気の天然の姉は、周りの人からすぐに好かれ可愛がられていて、ちょっと羨ましく憧れの人。ネガティブで常に緊張感のある気難しい私とは違うといつも感じていた。そんな私を嫌がることなく、いつも優しく味方になってくれる姉が、今でもずっと大好き。

高校生の頃から、姉みたいに優しく明るい人になりたいと思い、少しずつどうやったらポジティブになれるか考え始めた。

高校はまだ特にやりたいこともなく、あまり選ばずに決めてしまい、クラスの大半が真面目に授業を受けない荒れた高校に行ってしまった。真面目で地味だった私にとっては精神的に辛いクラスだった。絡まれたりして大変だった。

そんな時に、「ポジティブな言葉を口にするとポジティブになれる」という話を聞いて、試してみた。私は、些細なことでも何でも「幸せ」と思うことにした。

「今日は晴れたから幸せ」

「小さな花を見つけたから幸せ」

「時間に間に合って幸せ」

とか、何でもいいから幸せだと思うように意識した。最初は意識して思わないと、見過ごしたり、ついネガティブに考えちゃう。例えばバスの席が空いてなかったなとか、つまづいちゃったとか、そんな小さな不幸に目が向いてしまう。でも、意識して見ている内に、何でもないのに何となく嬉しい気持ちになってくる。

ネガティブになっている時は、自分のことしか考えていなかったけど、気持ちが明るくなってきたら、周りに目を向けられるようになった。

同じ通学通勤をしているバスや電車の乗客を見渡すと、みんな疲れ切った顔して、つまらなそうに乗っている。そんな人々の顔を見ながら、この人はどんな人生を歩んでいるのだろうかと勝手に想像するのも、いいヒマつぶしになった。

ガヤガヤうるさいクラスの雰囲気も、幸せを感じている私には何も聞こえない。授業も集中して先生の声を聞くことができた。それは本当に不思議な感覚。自分にとって嫌なものが全く視界に入ってこなくなり、必要なものはガンガン飛び込んでくる感じだった。たとえ絡まれても、全く気にもならないし、動じない私をからかっても面白くない様子。ニコッとほほえんで撃退した。

まさかとは思ったけど、自分に暗示をかける作戦は成功した。緊張した時に手のひらに「人」を書いて飲み込むのと同じ。

 

私は恵まれて不幸を知らずに生きてきたと、今なら思える。実際にはいろいろあったわけだが、ネガティブのどん底でもがいた時期もあった。苦しんだけど、振り返ればやっぱり幸せだったと思える。

苦しい真っ只中では、ポジティブになるのは難しい。だから、苦しい時は、「この苦しみはずっとは続かない、次の幸せの為の試練」と何度も心の中で唱えて、壁を乗り越えたらきっと笑ってる自分がいると信じることに集中する。「もうダメだ」と思ってしまうと一気に沈んでしまうから、口悪くてもいいから「チクショー」とか「負けてたまるか!」と強気になることが大切。

前向きになると良い運を引きつけるとか、よく聞くけど、そうなのかどうかはわからないけど、ポジティブになると確かに顔をあげて周りに好奇心が出てくる。だから、今欲しいチャンスにいち早く気づける。そして、チャンスを逃さず飛び込めるというのが、良い結果につながっている気はする。

 

私は自分自身がネガティブだっただけで、大変な人生を歩んでいるわけじゃないけど、実際に難病や障害で大変な思いをしている人の中にも、幸せだと感じている人はたくさんいる。そういう方々は目が輝いて活き活きとしている。

だから、幸せも不幸も、自分自身が決めることなのではないか。他人から見て辛そうな人生でも、本人が幸せだと感じるなら、その人生は幸せいっぱいの素敵な人生だ。病気がある=不幸ではない。

 

運がいいのか悪いのかも、自分の感じ方次第。

転んで膝をすりむいたら、「ついてない、最悪だ」と思うのか、「すりむいただけで良かった」と思うのか。

性格も、例えば静かな人に対して「暗い」と思うのか、「おしとやか」や「思慮深い」と思うのかで印象が違う。ぐいぐい来る人も「強引」「がさつ」と思うのか「行動力がある」「リーダーシップがある」などと思った方がどうかな。

 

小学校にガミガミ怒ってばかりのちょっと理不尽なことを言う女の先生がいたのだけど、当時息子は「一生懸命なだけで、決して悪い人ではない」と言った。小学生にとって口うるさく怖い先生なのかと思っていたが、そう言われたら、急に嫌な印象はなくなった。次に先生の怒っている姿を見ても、「一生懸命だな」と微笑ましいぐらいに感じた。保護者の間でも怖いと有名だったが、私は息子のお陰で怖くなくなった。

 

何事も気持ち次第

 

何だか昔よく言われてたが、今ようやく実感している私。ここまで何年かかったのか。

自分の見方を少し角度を変えるだけで見えてくるものがあって、1つの最悪な出来事も見る角度によっては小さな奇跡を秘めたモノかもしれない。その小さな奇跡に気づけたなら、きっと幸せいっぱいになれると思う。

 

幸せと不幸、どちらにスポットライトを当てるか。見たい方を見るとするなら、どちらがいい?

私は常に「幸せ」を見ていたい(*´ω`*)

いっぱい目につく「不幸」の中から目を凝らして探し出す。宝探しみたいで面白い。

世の中の「辛い、辛い」って言ってる方も、気づいてほしい。「幸せ」は自分の中にたくさんあること。「不幸」をひっくり返してみたら、きっと裏は「幸せ」なんじゃないかな。

 

ひっくり返してみよう。自分の為に。