SAKURAnoTUBOMIの日記

鬱病を経て、息子との不登校生活も経て、日々感じ、学び、感謝。 

ペットは家族

先日、先輩パートさんの可愛がっていた猫が車にはねられてしまい亡くなった。

ご夫婦で落胆。身体的な理由で赤ちゃんを授かれなかった先輩とご主人にとって、娘のような存在だったから、相当なショックだった。

数日間家に戻らない娘を探し回っていたら、近所ではねられた猫がそうじゃないかと近所の人に言われ、写真を見せて確認したという。

翌日の仕事は休んでもいいですよと伝えたが、翌日出勤してきた。目の周りは真っ赤に腫れて憔悴しきった様子。いつもの笑顔がなく、そんな先輩を見て私も胸がギュッと苦しくなった。

一言二言話したら涙が溢れて泣き出してしまった。私ももらい泣きしながら背中をさする。仕事の準備をしながら二人で話した。

しばらく先輩は接客なんて無理だから、ヘルプに入るときは私が入ることにした。

 

それから数日経ち、まだご夫婦共に悲しみと闘っているけど、少しずつ先輩の表情は明るくなった。その娘の思い出話もできるようになったし、面白いエピソードで笑ったりもした。

 

アニマルコミュニケーターなる人がいるそうで、いわゆる動物と話せる人。その中でも亡くなった動物とも話せる人がいるらしく、あまりの悲しみに耐えられず、凄腕の方に依頼するという。

調べると飼い主しか知らないことも動物との対話でわかってしまうのだから、本物なのだろうと思う。

ペットのお気に入りの玩具だとか、飼い主の行動だとか。

その方に見てもらったという体験者の話の中で、亡くなったペットの飼い主への想いを語った話が、なかなか興味深い。コミュニケーターさんが訳した文だからなのか、犬が上から目線のアドバイスをしていて、苦笑してしまった(^-^;)「もっと好き勝手にやってもいいんだぞ!」みたいな。

まぁ、動物の方が歳をとるのも早いし、考え方の成長も早いのかもしれないから、いつまでも成長のない人間を「まだまだだな」と思って見てるのかもしれない…(笑)

そんな話をして帰宅すると、猫たちの視線が少し気になった。普段1人の時間をダラダラ過ごしていたけれど、常に4匹の内誰かしらの視線を感じてた。「またダラダラしてるなぁ」って呆れてるのかな、そう思ったら何だか気が休まらなくなってきた。

人間にすると同世代ぐらい(1匹は高校生くらいかな)の猫たち。いい大人の4人が家族と同居してると考えると、下手なことできない!

家事をサボったのも見られてる!

うたた寝してガクッとなって慌ててるのとかも見られてる!

「あ~面倒くさっ!」って愚痴をこぼしてるのも見られてる!

メソメソ泣いてるのもイライラしてるのも見られてる!

疲れてしんどい時、息子に猫にごはんあげるのを頼んだ私をどう思っただろう…(´`:)

 

さて、たった今もどんなことを思っているのだろう?
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常に気になる。決して雑に扱ったことはないと思う。でも、何か不満はないかな?とか、失礼なことをしてしまってないかな?とか、人同等の気遣いをしないとなぁと改めて考えさせられた(^-^;)

 

人と同じくらい考えてるし、人以上に感情に敏感だし、動物は生きることに一生懸命で挫けないから凄い。

人以外の生き物はどんなに病気で苦しくても、生きることを選択し、弱音は吐かない。人はツラいとすぐに言っちゃいけない言葉を口にする。その差は何なのかな?

 

我が家の猫たちも、の~んびりしてるけど、そうやっていろいろ考えてると凄さがわかってきた(◎-◎;)

可愛いからって甘く見ちゃダメ(;゚д゚)

 

みんな大人だから、しっかりと冷静に私達を見てる。

私達の、٩(๑´3`๑)۶こんな時も、(T^T)こんな時も、(´▽`)🎵こんな時も、親のように私達を見守ってくれてる。

 

そう、見守ってくれてる。

だから猫たちの気持ちにもちゃんと寄り添ってあげなくちゃと改めて思う。

 

こんなことばかり考えて、つくづく変な人だと主人に思われてる(笑)

こんなことだから考えてると楽しいんだけど(^-^)そして、こんなことを考える私だから、先輩パートさんの気持ちがわかる。