昨日、主人と息子と3人で「天気の子」を観てきた(^-^)
ああいうアニメの映画は普段あまり観ないのだけど、「君の名は」が話題になった時に観に行ったから、今回も観てみようということになった。
映像がきれいで素敵だった。感想を書くと内容に触れてしまいそうだからシンプルに。
ところで、天気ということで、最近思うこと。
虫がすごい天気予報士だということ。
カマキリは積雪量を占う。
カマキリが高い位置に卵を産むと、その年の積雪量が多くなる。これは小さい時に聞いていたから、よく知ってた。
実際、高い位置に卵があったと思ったら、その冬に数年ぶりの大雪で、雪かきが大変だった。翌年に、カマキリの卵を低い位置で見つけ、案の定雪は降っても大して積もらなかった。
蜂は嵐を占う。
これは、今のお仕事始めてから知ったのだけど、ガーデンの草をむしってる時に、アジサイの低い葉にスズメバチが巣を造り始めていた。他の場所で見つけた巣も、皆低い位置だった。
そういう低い位置に巣を造る年は、その場所は嵐が少ないと聞いた。
確かに、台風が発生してもここに来る前に熱帯低気圧に変わったり、予報で雨が降ると言われていたのに全く降らないことも多い。
おかげでガーデンはカラカラ(^-^;)雨の予報を信じて水を撒かずにいたら、パラパラしか降らず、地面がひび割れるほど乾いてしまった。先日慌てて水撒きをしたが、広いガーデンだから、雨じゃないと充分に与えられない。
梅雨の時は土砂災害警報もあったりと雨は多かった。
でも、梅雨が明けてからできた巣が低いなら、今後はあまり量多くは降らないということかな。
気のせいかわからないけど、大雨の前にはアリがあちらこちらで大行列を作ってる気がする。取り乱したように地面にゴチャゴチャとアリが散らばってることもあった。
その他にも、その土地の気候によって、同じ虫でも鳴く速さや声の高さなど、細かく違ってくるらしい。
博物館で各都道府県の絶滅危惧種の展示を見た時、他の県から同じ種類の虫を連れてきても、体質や鳴き方が微妙に違うから、その土地本来の虫としては絶滅扱いになるとあった。他県から連れてきても保護とは言えない、それくらいデリケートな生き物なのだと驚く。
だからこそ、ずっと先の天気も予想できちゃうのかもしれない。すごい予知能力。
動物も地震の起きる前に気づいたりと察知能力が高い。自然界の異変に敏感でいることが生きるために大切なのだろう。
嵐の前にスッと冷たい風が吹いて雨の香りがするだとか、雲の形で地震や天気の移り変わりがわかる。でも、人が予知できるのは少し先だけ。虫たちはどれだけ先のことがわかってしまうのだろう。
不思議だ(っ´ω`c)
虫嫌いな人多いけど、虫は色々なことを教えてくれてるのかもしれない。
それは人が予想するよりもはるかに正確…かもね?(´▽`)ノ