SAKURAnoTUBOMIの日記

鬱病を経て、息子との不登校生活も経て、日々感じ、学び、感謝。 

花の心

今日は出勤とともに晴れてきて、ガーデンにはキツい暑さとなった。作業用に着込むだけで汗が流れる(;゚д゚)

どの花壇の手入れをするのか話し合いながらガーデンを歩く。長雨で病気になってきている花たちや、雨の重みで倒れてしまっている大型の花たちが目につく。その中で第一優先でやって欲しいという花壇は、本当に酷かった。背の高くなった雑草で風通しが悪くなり、葉がとけるように枯れてきていた。

急いで取りかかる。雑草をむしりながら、枯れこんで茎にべったり絡みついてしまった下葉を丁寧に取り除くと、そこには小さな黄緑の脇芽が出ていた。

もう枯れてしまうかと思っていたから、わぁっと嬉しくなった(*´ω`*)植物も黙ってやられちゃうわけではない、ちゃんと闘ってる。もう一度光合成するために一生懸命赤ちゃん芽を育てて、再生しようとしている。花を咲かせる時期は、花を咲かせることにたくさんのエネルギーを消費するから、脇芽を育てるのは容易ではないはず。そんな姿に植物の強さ、たくましさを感じ、草むしりにも力が入った(^-^)

テレビに出てる、動物と話せるハイジさん。彼女の本を読んだことがあった。子供の時から人や動物の心の声が聞こえたという。今はコントロールして聞きたいときだけ集中して聞くようにしているそうだが、昔は勝手に聞こえてしまっていたらしい。人が自分の悪口を言うのも聞こえたり、料理される魚の声まで聞こえて辛かったそう。そんなハイジさんの面白い話が、ペットショップで売られていたタランチュラの話。クモが苦手だったハイジさんが「うわっ」と嫌な顔をすると、タランチュラが、「やっぱり…。皆私を見ると嫌な顔をするの」と傷ついていることを訴えてきたという。

動物と話せたり、そんな能力が欲しいなぁと憧れちゃうけど、確かに聞こえ過ぎちゃうのも大変。蚊も叩けなくなるだろうね。「卵を産むためなんです」なんて言われちゃったら、我慢して吸わせてあげちゃうな。私は少し痒くなるだけだもの。叩かれるのは想像も絶する恐怖の瞬間でしょう。無理無理。

ハッキリとした言葉はわからないけど、例えばペットは、毎日一緒にいるから、仕草や表情で何となく気持ちがわかったりする。話し掛けると、相手もジッとこちらを見て気持ちを察しようとしている。その内に、お互いの気持ちがピッタリ通じてしまうことだって少なくない。

そうやって心を通わせられるなら、もしかして、その辺を歩いてるアリや、飛び回ってる蝶も例外ではない。ハイジさんとタランチュラのようにコミュニケーションも取れるんじゃないか…。

では、植物はどう?ある実験で、「大きくな~れ」と毎日話し掛けて世話をした花と、淡々と水をあげて世話した花、悪口ばかり聞かせた花とでは、成長に違いがあったというのを聞いたことがある。

震災の津波の被害にあったお寺に残っていた1本の木に、手を当て会話をした神主さんがいたそう。その方の話によると、木は「ここを守らないと!」と強い意志を持って踏ん張ったのだという。

信じるかどうかは人それぞれ。私はロマンがある方が好きだから、信じたい(っ´ω`c)

だから、今日も仕事しながら思ってた。脇芽をのぞかせたこの花は、きっと今さっぱりして気持ちいいって喜んでるかなって(^-^)

 

あ!…でも、抜かれた雑草たちはめちゃくちゃ恨み節かもしれない…(;゚д゚)…や、ヤバい💦

 

雑草にごめんなさいと心の中で謝りながら、花たちには頑張れのエールを(^-^;)そんなこんなで、植物たちにさえも気を遣っちゃう。自分でも不思議なんだけど、昔からそうだから仕方ない٩(๑´3`๑)۶昔、近所のシンボルツリーだった大きな1本の木が、その隣の家の人のクレーム1つで切り倒されることになり、小学生の私は悲しくてずーっと泣いてた。ただ可哀想で苦しかった。

主人に話したら理解不能だと笑われた(^-^)まぁ、今のところ、「わかるよ、わかる!」って共感してくれる人がいない。あんまり言うと、変人扱いされちゃうよと心配されるほど(´`:)そうかな?う~ん💦

 

ま、いっか!これが私なのだから(^-^)何にでも心があると思えば、何にでも優しくなれるから、私はその方が居心地が良い。

優しい人になりたい。だから、変な目で見られてもいいや🎵