SAKURAnoTUBOMIの日記

鬱病を経て、息子との不登校生活も経て、日々感じ、学び、感謝。 

自然の恐さも忘れずに

台風が予報よりも早く熱帯低気圧に変わったみたいで良かった。

梅雨も長かったし。

数日前には夜の局所的大雨で、那須の一部地域では土砂災害の恐れの為に全員避難勧告が出たりもした。

 

さあ、本番の夏到来。夏と言えば海や川など水の中に入りたくなる季節。

でも、雨の後の川に注意。我が家のそばの小川は、普段はサーーーーーという音。これが雨が降るとザーーーーーになる。先日の避難勧告の日は、ゴーーーーーと滝のような激しい音になっていた。もはや小川ではない感じ。

水かさが増すのは当たり前だけど、意外とわかってない人が多いのは、下流の方は遅れて増水していくということ。お客様でもそういう方が多い。晴れてるのに入れないの?とご立腹。プールとは違う、自然の川だからご了承下さいね。スタッフだって安全なら楽しませてあげたいけど、危ないからお断りしているだけ。

山の上の方で降った雨が数日かけて下流へと流れて行くから、川遊びする場合は川の状態に本当に注意して欲しい!

そばの小川は山から間もない場所なので、雨の後一日晴れれば、穏やかに戻って行くけど、もっと下流では晴れていても荒れているから危ない。

私は小さい時から、川原でキャンプしたり川遊びしたりしていた。父はキャンプ場を嫌い、本当の自然を感じさせたいからと、人がいない所でキャンプする。大自然の中にポツンとテントが1つ。今思うと結構心細く感じるけど、当時は子供だから楽しくて仕方なかった。

そこで学んだ川の楽しさと恐さ。毎年聞く夏の水遊びの事故のニュース。その中には、台風の去った後に晴れたからといって川へ行って流されてしまったとか、荒れた海を見に行って…などというニュースも。心が痛む。自然の恐さを知っていたなら防げたことが多い気がする。

川の増水は遊んでいる間に起きるかもしれない。しばらく晴れていても山の方はどうかわからない。山の上で降れば増水するし、普段から常に水かさは変化しているはず。川の水自体の様子も見ればわかるが、川の土手の草などを見ると、普段と比べて多いのか少ないのかよくわかるから、私はいつもそういうのを見て判断する。

自然を相手に遊ぶときは、山登りでも川遊びでも海でも、ただワァーとはしゃぐのではなく、ちょっとだけ、自然と対話するように観察してみるのもいいのかなって思う。そうしたらきっと気づくことがあるから、事故も防げると思う。

 

来週からは、こちらも晴れが続く予報。

ガーデンの仕事としては過酷な時期だけど、それはそれで覚悟してと(^-^;)

皆さんも、事故のないよう気をつけてお過ごし下さい。良い夏となりますように(´▽`)ノ