家の周辺は森のように自然がいっぱい。
昨年、近所に奇妙なモノが生えてきてることに気づき、植物に詳しい母に見せたら、ぎゃーっと叫ぶくらい喜んだ!
それが今年も生えてきた(^-^)
ちょっと写真があまり良くないけど(^-^;)
はじめはオレンジ色のアスパラガスのようなモノが生えて、こういう花をつける。
これはツチアケビ。
森林の奥に生えるラン科植物。確かに小さな花の形はランっぽい(^-^)ランとは言っても、葉はない。森の奥深く、暗いところで進化した、光合成をしないラン。光合成を諦めてどうするのかというと、キノコのナラタケと共生し、その菌に依存することで栄養を貰っている(´▽`)
森の奥にあるから、なかなか普段は見かけることがないそうで、母は見られて感激したのだった(^-^)
だけど、ある時誰かが抜き取って行った。たぶん見たことない花だから飾ろうと思ったのかな。でも、これは共生菌無しには生きられない植物。そんなことしてもすぐに枯れちゃう。見かけても切り取ったり抜いたりしないで!珍しい植物は優しく見守りましょう!
今年は抜かれてない。そのツチアケビが今は実がなっている。
別の近所にも生えてて、その写真だけど。
こんな感じの大きくてど派手な真っ赤な実が成る。
普通、ラン科植物は埃種子を大量に風で飛ばすそうだけど、このツチアケビはこの液果を鳥などに突っついて食べられ、遠くへ運んで貰う作戦٩(๑´3`๑)۶
これを森で見かけたら、ギョッとするだろう(;゚д゚)強烈なカラー。でも確かに鳥とかだったら美味しそうだと感じる色。
まだ研究が続いている謎の多い植物、ツチアケビ。まさか近所に咲くとは(*´ω`*)お会いできて光栄だね!
結構日が射す所だけど、ナラタケの菌が豊富だったのかな。我が庭も鬱蒼としてるから、ツチアケビちゃんに最適だと思う(^_-)-☆持って行ってつくものでもない。自然に気に入ってくれるのを待つしかない。
そんな珍しい花がすぐ近くにあるなんて。この辺りがもっと住宅街になっていったら、お目にかかれなかったかもしれない。
我が家にいつか来てくれる日を心待ちにしよう🎵この庭は森の小さな保護区にするぞ(^-^)