SAKURAnoTUBOMIの日記

鬱病を経て、息子との不登校生活も経て、日々感じ、学び、感謝。 

心を洗うなら純粋な心に触れましょう。

昨日の書いたモヤモヤ記事は、心がくもってしまいますので、早々に新しい記事に書かなければ…(^∀^;)💦

ということで、良い話を。

その前に余談ですが、
f:id:SAKURAnoTUBOMI:20201208132511j:image

猫が気に入ってしまったので捨てられずにいる段ボール箱

猫が入ってはそーっと蓋が開き外を眺め、ゆっくり下がり蓋が閉まるのを繰り返しますw

息子が「これ誰だ??」と落書きしたので、誰が入って覗いても矢印の所に丁度良く顔が来るので、いつも笑わされますw

ちなみに、これはソル♀️ちゃんです。

 

はい、では息子の話です。

息子は今、主に学習室、時々教室に行って参加するという毎日を送っております。

決して暗い毎日ではなく、前向きに頑張っているところです。半日で帰ってくる日もあれば、最後まで行くときもあります(^-^)

私もですが、学校の先生も何だかそれが当たり前になっていて、特に急かすことなく息子を自由にしてる気がしますw

他の子が学習室に来るようになると、先生方は説得したりしているようですが、息子は何故か言われずw

だからと言ってさじを投げられたわけでもないのです。

息子自身、自分のことを「学習室の住人」と呼んでいますw

水曜日には特別な時間があって、クラブ活動のようなものなのですが、好きな講座を選べるので息子はバドミントンに参加したそうです。それが楽しかったようで笑顔で帰宅しました。

そこでも不思議なものです。普段教室に全然来ない息子が来ても、やはり皆は普通に接してくれるんですよね。息子も不思議です。皆の輪にすっと入れるのは何故なのかw

 

時々学習室に来ていた仲の良い同級生の女の子が10月頃からパタンと学校に来なくなりました。

仲の良いと言っても出身校が違うので、中学入学で知り合ったばかりですが。

ずっと心配していた息子は、先日、先生に提出するプリント(学習室でどう過ごしたかを書く紙)の「1日の感想」欄にメッセージを書きました。

その内容は、その女の子に手紙を書いても良いかというものでした。手紙を書くことでプレッシャーにならないか心配していました。

先生は後日、その女の子の家を訪問した際に大丈夫かどうか確認して下さいました。その返事はOKでした。

 

中学生で異性に手紙を書くこと自体、何だか照れ臭くて嫌がりそうなものですが、息子は純粋にその子を心配していました。何か自分にできることはないか悩んでいました。

放っておけないのは、自身も抜け出せていない問題だからこそなのかもしれません。

そして、自分も悩んでいるからこそ寄り添えるのかもしれません。

 

息子も小学校の時にクラスの子達からお手紙をもらい、皆が自分を忘れることなく待っていてくれることを確認したのです。

不登校になって一番恐いのは、孤独を感じること。

疎外感から心がどんどん蝕まれることが恐いことです。

これは、不登校の子の親も同じです。親にとっても、どんどん学校から離れてしまうような孤独感と不安が膨らみ、焦り、結果として自分が苦しいから自分の子を責めてしまうようになります。

私の時は隣人が言ってくれた「周り人や学校との繋がりを絶ってはならない。常に親は繋がっていなさい。」というアドバイスがあったので、近所の人や学校には息子の様子をオープンにし続けました。登校していなくても会合には参加したり、人と多く会うようにしました。

息子を連れて行ったり、母や主人にみててもらったりしました。

 

だから、手紙は内容さえ気をつければ相手を安心させてあげられる大切な繋がりになります。

息子、よく勇気を出して提案した!と思います(^-^)

 

いつも勉強してる時は、私達親に見られるのを嫌がります(何かうるさく言われると警戒してますw)が、手紙の下書きを持ってきて、恥ずかしそうに、間違いがないか、どこかおかしくないか、プレッシャーにならないかをチェックしてと頼んで来ました。

可愛いところもあるじゃないw

 

私の持ってるレターセットでは可愛すぎてしまったので、男の子らしいシンプルなものを買ってきましたw

何度か直して清書したようです。

後日、カウンセリングの先生が訪問するときに持って行ってくれたようです。

 

返事が来るかもわからないので、読んでどう感じたのか心配ではありますが、息子は息子らしいやり方で励ましたのだから、気持ちは伝わっていると思います。

学校に来られるように励ましたのではなく、その子が苦しまないようにという内容でした。

 

「元気でいてくれたらそれでいい」と息子は言います。

私もそう思います。それに尽きます。

その子が少しでも心休まりますように。

 

 

話は変わりますが、昨日、息子は年に一度の「自分でお弁当を作って来る日」でした(*^-^*)

1ヶ月前から家庭科で献立づくりをしてきました。

野菜嫌いの息子なりに、自分が食べられる野菜を頑張って献立に盛り込み、入念に作り方をプリントに書き込んでいました。

あまりに細かくしっかり書いたので、プリントの欄が足りず、紙を追加で貼って、何だか気合い十分ですw

先生にも「凄い!」と絶賛だったプリントw

さて、実際に作るのはどうかと思っていましたら、キッチンを独占してせっせっと作る息子の姿に感動を覚えました(*゚∀゚人゚∀゚*)

包丁は怖がりながらも何とか使えてました。

本来は当日の朝作るという課題ですが、絶対に無理なのでw前日に作ってしまいますw

そして、朝、息子が盛り付けたのがこちらです。f:id:SAKURAnoTUBOMI:20201208130223j:image

そぼろ2色ご飯、唐揚げ、卵焼き、カボチャの甘露煮、ポテトサラダ、桃(缶詰)です。左上はケチャップとマヨネーズ(七味唐辛子)です。

好きなものを盛り込んで完成です!

多めに作ってくれたので、昨日は私もお昼に頂きました( ´∀` )b

味付けも完璧!美味しかったです🎵

野菜嫌いなので緑のものは入ってませんw

レタスは飾りw見た目だけ緑入りましたw

 

学校でも先生方から大絶賛だったと嬉しそうな息子です(*^-^*)

 

生活力が身に付いていれば生きていける、母としてはそれだけで十分な気がしますw

もちろん勉強は勉強として必要なものです。

でも常に私の教育方針としては、勉強して良い成績を残すということではなく、頑張った分だけ結果がついてくる達成感、そして努力する大切さ、苦しさや緊張に耐える力、乗り越える力、これらを学んでくれたらいいなぁと思います。

だから、息子には、自由にしていい=勉強しなくて良いわけではないことと、勉強が必要だという理由を勘違いしないように伝えています。

あくまでも私の個人的な方針ですw

 

 

頑張る息子はいつも勇気をくれます。

昨日はギャンギャン愚痴ってしまいましたがw

息子に恥じない親にならねばと気合いを入れ直し、頑張りたいと思います(*´▽`)v