SAKURAnoTUBOMIの日記

鬱病を経て、息子との不登校生活も経て、日々感じ、学び、感謝。 

私の中の年賀状ルール

毎年年賀状の準備に追われる12月。

 

様々な可愛いデザインの年賀状が売り出されている中、私はオリジナルにこだわる。

 

我が家では私がデザインし、挨拶文を書き、全て私任せ。主人は友人に送ることがなく、親戚関係と私個人の友人、息子の学校関係(先生)を私が書かなければならなかった。

 

今年、どうしても精神的にキツくて、年賀状をデザインする気力もないと駄々をこねた(-ω-;)

わかってる…。年明けの大切なご挨拶をそんな風に面倒がってはいけないと。

でも、デザインを生むのって苦しいから、ついグズつく。毎年この時期見られる光景(^-^;)

 

いっそのこと年賀状離れしちゃおうか…きっと年末が気楽になる。

そんな甘い誘惑に疲れた心は負けそうだった。

ところが主人がパソコンをいじりだし、すでにデザインされたものに写真をはめ込むだけでできるからと、プレートを選び始めた。

それを見てたら、心の奥底で今にも消えそうだった小さな闘志の火種が、勢いを取り戻してきた。

 

待って!!!!!

 

とSTOPをかけて、私がデザインするからと宣言してしまった。

 

苦しいなら市販のや、こうしてパソコンで簡単に作ればいいとわかっているけど、なぜ手作りにこだわるのか。

 

それは小学生の時から毎年手作りで出していたから。中学の卒業の年には、学年全員と先生に手描きで一枚一枚違う絵を描いて出した。(小さな学校なので「全員」と言っても50人w)

デザインを学んでからは、パソコンでもデザインするようになり、手描きのイラストをスキャンして使ったり、パソコンでイラストを作ってみたり、毎年やり方はさまざま。

 

私の中の伝統である手作りの年賀状。

こうしたどうしても妥協できない心のルールがあって、市販のものや他者がデザインしたもので出すなんて、嫌で仕方ない!(>_<)

 

主人の見事な作戦により、デザインをする宣言をしてしまった。

やるからにはこだわりましょう(^-^)

とやってみたら、アイデアの神様が次々と舞い降りた!

そして一気に作り上げた(*´∀`*)

 

はじめは可愛い仕上がり。

息子は手描きせず、私のデザインで文だけ書くと言うので、息子は中学だし、少しカッコイイ方が良いのかなと思い、デザインを変更。

イデアの神様が舞い降りたお陰で、すごい勢いでパッパッと作り直せた(≧∇≦)

感謝します!神様っ(*´ω`*)💕

家族も気に入ってくれて早速印刷!

 

これでひと安心(´▽`)

 

いつになっても手描きは好きだけど、パソコンは苦手💦

個人的にロゴとバスのラッピングデザインを頼まれて、久々のIllustratorをいじって作ったこともあったなぁ。

Illustratorも月払いとかしなくちゃいけなくなったから、仕事でよく使うならいいけど、普段は手描きの方が好きだから、あまりデザインはやらないし何だかもったいない。

IllustratorPhotoshopを学んだから、本当はあったらなぁと思うことも多い。

本気の仕事ではない限りは、普段は年賀状の時ぐらいしかデザインしないから何だかわからない別のソフトを使ってその場をしのぐ。

 

パソコンは詳しくないから毎年苦労する。普段から触れてないとダメだね(^-^;)

 

まぁ、その仕上がりの素人感があるから、手作りだってわかってもらえていいのかも(^-^)市販と変わらないくらいプロ並みになったら面白くないでしょ🎵

 

送られてくる年賀状の中に私のような手作りは見かけない。

息子の小学生の時に仲良くなった、保健室登校だった子達が、中学になってからも年賀状をくれる。

それが手描き。もらった時、ものすごく感動した。

そう、この手作り感!これが好きなの!

温かみがあって、その子らしさがあって。だから、私は手作りにこだわるのかもしれない。

こうして思い出してると、面倒がった自分が恥ずかしい。

そういえば昔の手描きをしていた私は面倒がってはいなかった。相手一人一人に対してそれぞれ違う想いがあって、それをイラストにしたから全部違う絵柄になったんだ。

 

う~ん、初心を忘れていたか(-ω-;)

 

絵を愛する者として、やっぱりこの伝統は守っていかないと!

そして、いつかは一枚一枚心を込めて手描きに戻そうかな…(๑´ڡ`๑)