SAKURAnoTUBOMIの日記

鬱病を経て、息子との不登校生活も経て、日々感じ、学び、感謝。 

糸が切れてしまった日(-_- )

突然、プツンと糸が切れてしまった。

操り人形の糸が切れるみたいに。

 

ここ数年、私は強くなった。嫌なことも不安なことも、引きずらなくなったし、受け止めて自分の力に変えられるようになった。

なりたい自分になれたと思う。

 

でも、時々、「プツン」と音を立てて糸が切れる。そして、無感情になる。

 

無理してるつもりがない。

だけど、きっと何かが積み重なって、知らず知らずの内に限界に達したのかもしれない。

 

不登校生活でしっかりと息子と向き合うようになり、そこからようやく「母親」になれた。それ以前は、自分のことで精一杯で「母親」になりきれていなかったと思う。感情のままで、結局は自分が中心になっていたのではないか。

息子と向き合って、全力で息子のことを優先し続けた。そうしたら、くよくよ悩む暇もなくなり、自分のことを後回しにしてる内に、気が付いたら、前向きで力強い気持ちと、どこから湧いたかわからない自信と勇気に満ちた。

何かに対してイライラムカムカするのは、自分を中心に考えた時に起きやすいのでは?「こうしたい」という欲求が少しでも叶わないとイライラするのだから、はじめから「こうしたい」と思わなければいい。もし欲求があっても、もしかしたら叶わないということを覚悟しておけば大丈夫。そう思うようになった。

 

それが楽。イライラムカムカは、体力と気力の無駄遣い。疲れるだけ。

 

そう思ってやってきても、やっぱりどこか無理してるのかな…。

最近、頑張れなくて悩む息子とそれを見て「もっと頑張れ」とムスッとしてる主人の間に立って、一人ピエロみたいに戯けてみたりした。

2人が笑ってくれたらという思いが先走り、なかなか良くならず、それを覚悟し切れてなくて「プツン」と崩れたのかもしれない。

 

いくら前向きにしていたって、息子への心配をしていないわけじゃなく、もちろん不安に押し潰されそうになる時もある。

でもその不安を主人に相談したなら、きっと息子へのプレッシャーを強めてしまう。

もし息子にぶつけてしまったなら、息子は責任を感じて、益々自信を失ってしまう。

 

どちらにも思いを吐き出せない。弱音を吐けない。両者の笑顔が見たいという欲求だけは高まってしまった(´`:)

 

「プツン」となると、一時的ではあるけど、無感情になり、笑えない、泣けない、怒れない。

無感情になった私を見て、以前もあったから主人はすぐにわかってくれた。息子に優しく接し、2人はサッカーを観て盛り上がった。おかしな仲直り(^-^;)

 

だけどありがとう。少し気が楽になった。少し休めば大丈夫。

 

 

まだまだ未熟でごめんね。