SAKURAnoTUBOMIの日記

鬱病を経て、息子との不登校生活も経て、日々感じ、学び、感謝。 

台風の爪跡

(;゚д゚)

あちらこちらで河川の氾濫や土砂災害。

ニュースはいつも関東のこととなると大袈裟に騒いでる気がしてたけど、今回は確かに恐かった。

平成10年に那須の大水害があって、那須に住んでからその話を聞いて当時の映像を見たことがあったから、同じようになるのではと恐かった。

 

昨日いよいよ強まる風雨に、先輩のことが心配で連絡をとる。前記事でもたしか書いたけど、先輩の家は平成10年の水害の時に1階の真ん中位まで水に浸かった。そんな話をしてたから、ずっと気にかかってた。連絡をしたら、そばを流れる川の増水が気になるものの「大丈夫」とのこと。

でも、その後たくさんの緊急アラートが鳴り響く。あちらこちらの氾濫の危険が騒がれ、警戒レベルがレベル5になり、また先輩と連絡をとる。もう風雨が強すぎて川の様子もわからないという。

壁に叩きつける雨の音、突風にあおられた木々の唸るような音。家のシャッターを閉めても恐怖は消えず、ただただ、無事に過ぎることを祈るばかり(´`:)

 

夜、寝始めた頃、LINEが入った。

先輩からだ!

消防団の方が来て、川の決壊を知らされ急いで避難所に避難したということだった。

ショックだし、さらに不安になった。取り敢えずは、ご夫婦は無事ということは安心したけど、家がどうなってしまうのか。

 

朝、各地の氾濫のニュースを見て立ち尽くす(;゚д゚)ここは?那須は大丈夫なの?先輩の所は?

LINEが入った。無事を知ってホッとした。家は床下浸水していたそうで、送られた写真を見ると周りは荒れ果ててた。

我が家はというと、心配なのは水よりも倒木だったけど、何とか木達が耐えてくれた。周りは大木だらけ。皆、よく頑張ってくれたね。

向かいの別荘の裏には小川が流れている。普段、サーッと流れる音は聞こえるけど家からは見えない。でも今朝は家からでも白波を立てて流れる川の様子が見えた。音は滝壺のようなゴーッという感じ。

 

さぁ、今日は仕事。どうなってるやら。

そう思いながら出勤。開店時間を遅らせたようで社員さん達はまだいなかった。

森の掃除へは、男性社員さんが安全確認の為に一緒に行くことに。

長ーい木道と数カ所にあるテーブルやベンチを掃除。

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大きな枝や無数の葉っぱ……ひと苦労。
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小川……のはずだけど(´`:)これでも十分水量が多いけど、よく見ると木道の周りの草はなぎ倒され、木道の上に土が積もってる。夜中はもっと多かったということか。
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倒木により木道の下がえぐれた。

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川の急カーブするところ。よく見ると右の方の柵が宙ぶらりん。地面が削り落ちた様子。川からは2メートルほど高くなってる所だけど、ベンチの横には…
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水が来た痕跡が。土壁に当たった水が岩場に当たる波のように上まで来たということかな。

所々倒木などあったけど、特に大きな被害はなかった。いつも1人で1時間かかる作業を2人で2時間かかってた。

 

余談だけど。

共に作業をした50歳の男性社員さん、ほぼ初対面なのに、私のことを下の名前で「〇〇ちゃん」って呼ぶのですが…いかがなものか(^-^;)50歳から見たら「〇〇ちゃん」な位に思えるのかもしれないけど。背も低いし~。でもでもしっかり30代後半の私。違和感あるでしょう?なぜ「〇〇さん」じゃない?

時々いるよね、距離感がおかしい人(^-^;)こちらは警戒心を抱いてるのに、グググッと近づかれて動揺Σ(・ω・ノ)ノ

でも、まあ、悪い人ではないんだけどね。

 

改めて自然の力を思い知った。どうしようもない、勝ち目のない力。ただただ祈るだけで、私のちっぽけなことといったら…。

苦しんでる人々を助けたい。でもそんな力があるわけじゃなく、ずっと胸につっかえるもどかしさ。

だから、まずは身近な人の力になれるよう尽力しよう。誰かの傷を癒やせる人になろう。