SAKURAnoTUBOMIの日記

鬱病を経て、息子との不登校生活も経て、日々感じ、学び、感謝。 

数分の想い出

今週のお題「部活」
運動があまり得意ではなかった私は、中学の時、部活を選ぶのが難しかった。入学前、ずっと美術部に入ろうと思っていたのに、人数が少なかった為、ちょうど私が入学する時に美術部が無くなってしまった(;゚д゚)
小さな学校だったから、部活の種類も少なく、バスケ、テニス、バレー、卓球の4種だけ。その内、男女両方あるのはバスケだけ。テニスは男子のみ。バレーと卓球は女子のみ。文化部は全くなくなっていた。
バスケは1番人気で格好いいけど、地味な私には合わない気がした。兄も姉もバレーだったし、姉からバレー教わってたから…とも思ったが、兄や姉の真似をしてるだけのように感じてプライドが邪魔した。
ということで、卓球を選んだ。
そういえば、「卓球部だった」と言うと、今でもプププッと笑われる、何故だろう?息子の中学では卓球部の人気があり過ぎて卓球台が足りないほどなのに(^-^;)
…まぁ、とにかく部活の想い出としてはいろいろあるけれど、淡い恋バナはどうかな。
当時好きだった男の子はテニス部で、校庭と体育館では、部活中に姿を見ることも出来なかったけど、バスケ部が体育館を使う日はチャンスがあった。その日はいつも昇降口横の廊下で細々と練習していた。すると、校庭に向かうテニス部が通るから、ほんの一瞬だけ会える(*´ω`*)同じようにラケットを使う部活同士、卓球とテニスは何となく仲が良かった。横を通る時に、テニス部がちょっかいを出してくることも多く、ラリーを続けてる時にテニスラケットで邪魔したり、「ちょっと卓球やらせて~」と少し打ち合ったりもした。
あちらは無邪気にちょっかいを出してくるけど、こちらは片想いしてるのだからドキドキもの。
3年間の部活の中で、そんな数分の出来事が1番の想い出(^-^)
結局、ずっと想いも告げずにいた。小学校の時から何かしらちょっかいを出したり出されたりして仲は良かったけど、「好き」と言わずに卒業したことで、あの時の想いはそのまま残ってる。
未練があるわけでもないし、後悔もしてない。今の主人と息子がいてくれて幸せだから。
でも、破れもしていない淡い恋心というのは何だか心地良い(*´∀`*)今でも中学の時の私は時が止まったように心の中にいて、好きだった男の子も当時の姿のままここにいる。
ふと当時を思い出すと、あのくすぐったい気持ちに心が躍る。あの時、告白しなくて良かったかもしれない。時にはこうやって心に秘めた方が良い場合もある。良くも悪くも結果を知ってしまっていたなら、思い出してもウキウキしないし。
もしかしたら少しは好きでいてくれたかな~と想像(妄想ともいう)して1人で照れちゃったり、一歩間違えたらただの変な人(^-^;)
今回の「部活」というお題で、また思い出して当時の純粋な恋心に酔いしれてしまった。地味で儚い恋バナだったな(笑)

めでたしめでたし🎵