SAKURAnoTUBOMIの日記

鬱病を経て、息子との不登校生活も経て、日々感じ、学び、感謝。 

あの日の空は

今週のお題「空の写真」

2度と同じ空模様は見れない。何気ない瞬間が常に大切な瞬間。

息子が不登校の時、よく散歩に出た。平日の昼間だろうが何だろうが、人からどう思われようがいい。人目を気にして引きこもらないで欲しいから、息子には堂々としていいと教えてた。元々は息子が悪いわけではない。だから、楽しく散歩に行くようにしていた。

そんな中でよくゲームをした。それは空を見上げ、雲の形が何に見えるか言い合うもの。言い合っている内に、風で雲の形が少しずつ変化する。するとストーリーが展開する。広い空がキャンバスのような、映画のフィルムのように見えてくる。

時々、放課後に学校に訪ねていって、誰もいない校庭でサッカーをさせてもらった。その時も、大きな雲の形が何に見えるだとか言って遊んだりもした。遠くへ飛んだボールを追っていく息子を見ていたら、「あっ」と驚いた。

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大きな虹が急に現れた(*´ω`*)

写真ではわかりにくいけど、肉眼ではもうひとつ薄く虹が重なっていた。急いで息子を呼んで、2人で大はしゃぎ。

山の方には重い雲があり、風が少し強かった。雨粒が風に乗って舞ってきていたのだろう。美しい青空と重い雲との境目に、大きな架け橋が架かって、そのコントラストが感動的だった。

これからどうなるのか、息子も私も不安がある中で見たこの虹は最高に美しかった(*´v`*)

 

明るい未来をありがとう。

 

美しいものを素直に美しいと思える幸せ。何気ないものにも感動できる、これも幸せ。

息子と見た空は、一生忘れたくないなぁ。