SAKURAnoTUBOMIの日記

鬱病を経て、息子との不登校生活も経て、日々感じ、学び、感謝。 

親と子

親と子というものは、どこか似てしまうもの。対して、夫婦というのは似た者同士か、真逆か…というのが多いように感じる。

 

私の場合、主人とはどちらかというと真逆な性格。自分にないものを持っていることが魅力なのかもしれない。

例えば、主人は甘いものが好き。背も高い。何でもキッチリできる。精神的に強い。口数が少ない。アクティブ。私はその逆(^-^;)

 

産まれてきた息子はというと、ちょうど半分ずつ受け継いだ。

 

妊娠中、不思議なことに、甘いものが苦手だった私が主人とケーキバイキングに行っちゃうほど甘いものが欲しくなった。料理する前の野菜を見ると気持ち悪くなるという不思議な感覚になった。

すると、産まれてきた息子は、甘いものが大好きで野菜が大嫌いな子だった。産んだ後は私の味覚も戻り、甘いケーキを食べると喉が気持ち悪くなった。完全にお腹の中の息子に味覚を操られていた私٩(๑´3`๑)۶

 

そして成長と共に息子はクラスの中でも背が高い方になり、物静かで、体格や雰囲気は父親似になってきた。でも繊細で傷つきやすいガラスのような心は私にそっくり( ´艸`)

外は父親、内は母親。

だから、子育ても父親の出番と母親の出番がなんとなくあって、サッカーの話や部活のことは主人、精神的な悩みや相談は私、といった感じ。

主人と私は考え方も違うことばかりだけど、両方の意見を聞いて息子は自分で考える。どちらかの意見に流されることなく、両方の良い所をとってちょうど良い判断をする。だから、私達夫婦も納得できる。なんとも平和な解決をしてくれるのが、いつも息子だ(^-^)

 

息子の方がしっかりしてるから、私も母親らしくしっかりしなくちゃと、いつも反省してる(^-^;)どんな人に対しても悪く言わない、言ったことがない息子を見習って、人を憎むことなく生きていきたいと思う。

 

よく、前世のつながりとかいうけど、(信じる信じないはともかく、私はそういう話はロマンがあって好き。)現世の親子や夫婦の関係は、前世では逆の立場だったり、友人やライバルだったりして、前世の償いをするために結ばれた縁なのだと聞いたことがあった。

息子はきっと私の親だったと思う。いざという時、しっかりとした包容力で私を守ってくれるから、そんな気がする。幼いときに、「ママを守るために生まれてきた」って言ってたことがあって、可愛いねって笑ってたけど、今でも本当に守ってくれてる。だから、きっと…。

 

本当かはわからないけど、そんな話を聞いて思うことは…

子は親に似るけれど、子は親にないものもたくさん持っている。親は自分にないものを子供から学ばなくちゃいけない。

親は先に産まれただけ。偉そうに人生を語るより、1人の人間として子供を尊重すべき。

ということ(^-^)

 

子は親の所有物じゃない。子は1人の立派な人間だから、自由に羽ばたいて良いと思う。自分に似たから可愛いかもしれないし、生意気に見えるかもしれない。それでも自分と同じではなく別人格だということを忘れちゃいけない。コントロールしようとする親もいるけど、摩擦が起きてお互いに辛くなる。子供には子供なりの考えがあるから、自由にやらせてみればいいのにね。

 

子供の立場の人に対しては、親の意見に振り回されすぎないようにと願う。親も正しいとは限らない。(私も失敗だらけ(^-^;))

もっと広い視野でたくさんの人を見て。素敵な大人がたくさんいるから、そういう人を参考に生きてもいいんじゃないかなと言いたい。

 

親に似てきたな…と感じた時に、ふと考えてみた。今日はそんなお話。

何だか話がまとまってない(^-^;)ま、いっか。