昨夜の土砂降りが嘘のような快晴☀
木のたくさん生えた森のような庭で、身を低くして花をスケッチしていると、描いてる花に虫が飛んできたり、足元を通り過ぎていく虫やトカゲがいたり、大きな音を立ててハチが通りすぎていったり、生き物たちの生活が見えてくる。
写真はないけど、小さな5㎜程のハムシが私の描いている花の隣の葉で、花を見上げるようにして佇んでた。ふっとそよ風が止むと、かすかにギーギー高い声が聞こえてくる。近づいてみると、やっぱりこのハムシ君だ😊そよ風がそよぐだけでかき消されてしまうほどの小さな声。歌を歌ってるのかな。
そんな瞬間を見ると、心が和む。少しの時間だけど、描いている間は普段とは全く違う世界が広がる。そんな感覚の中では、蚊に刺されようが、いつもはビビる大きなハチがブンブン言って通りすぎようが、小さな毛虫ちゃん(無毒)がスケッチブックに上って来ようが、不思議と気にならない。とても優しい時間。
ジッと観察してると、小さな体で一生懸命に動き回る虫たちが可愛く思えるし、感心しちゃう。なかなか変わってるねと言われるけど、そんな時間が昔から好き。
先日、道路に傷ついた小さな蝶がいて、ちょっと見たことなかったので写真を撮った。
急いで撮ったのでちょっと見えにくいけど、羽根のお尻の方が少し変わった形になってる。その上が少しちぎれてしまっていたのだけど、名前がわからなかった。
調べた結果、「ウラナミアカシジミ」というシジミチョウらしいことがわかった。雑木林にいるそうで、どこにでもいるのかと思いきや、あちらこちらの都道府県で絶滅危惧種にもなっているという。この辺りは自然も多いし、大丈夫なのかな。でも年々気温も上がるし、環境の変化がどう影響するのかも心配。
色々考えちゃうね~。